北海道 知床(2006年1月)
朝の羽田空港
朝早いというのになんという人の多さなのかと思いながら、
自分の乗る飛行機の出発時間まで時間を潰していた。
朝飯を食べてなかったので売店を覗いてみると、万世のヒレかつサンドを発見ついつい手にとってしまった。
レジに向かうとなんだか長蛇の列…。前方を見て見ると親子が「あれ買う、これ買う」ともめている…。
はぁ〜と思いつつも仕方なく列にならんで買った俺です。
機内にて
ようやく出発の時間に近づき機内へ飛行機ってものはなかなか駐機場から離れないのよね。
やっと離れたと思っても羽田空港ってところは滑走路まで遠い&離陸の順番待ちが以上に長い。
さてやっと離陸しても機内には敵がいる。耳が痛くなる現象だ。
もちろん今回も奴はやってきて俺をかなりの時間痛めつけていました。
機内で機長のあいさつがあったのだけどある意味脅しだった。
「現地の天候は晴れ、気温はマイナス○○度って」さら〜っと流すように言ったけど、
寒さには慣れていない俺には脅しに聞こえたよ。釧路空港に到着して飛行機を降りてみると寒い。
俺は機長の案内は間違いだと勝手に信じていたけど、そとにある看板を見ると事実ということに唖然としましたよ。
バスに乗り込むと
団体旅行だったので空港からバスに乗って席に座って前のグループを見ると、
なななんと空港の売店で遭遇した家族が乗っているではありませんか…。
これから楽しみになりそうだ…。
釧路湿原展望台
添乗員さん・ガイドさん挨拶が一通り終ることにはもう釧路湿原の展望台に到着。
なかなかよい眺めでした。そしていきなり北海道特有のサラサラ雪で子供のように遊んでしまった。
タンチョウヅツ
最初の場所では見ることのできなかったタンチョウヅルですが、
次の場所では冬の間餌付けをしているためかなりの確立で見れるとのこと。
到着する前からかなり期待を膨らませていました。到着してみるとかなりの数のタンチョウヅルがいました。
時々どこかへ飛んでいくのですが早すぎて携帯のカメラでは撮影できず…(残念でした)。
集合時間が近づいてバスに戻ろうとしていると、NHK釧路の撮影隊を発見。
ちょうど到着したところのようで撮影の準備をしていました。
やはりこの時期のタンチョウヅルって画になるんですね。
摩周湖
続いてはいつも霧に包まれていることが多いという摩周湖に到着です。
しかしまったくなく美しい摩周湖を見ることができました。
ガイドさんいわく1度目ではなかなか霧のない摩周湖を見ることは、
できないらしいのでかなりラッキーだったのかも。
もちろん売店には摩周湖の霧の缶詰売ってましたよ。
『この缶には、実際には霧は入っていません。夢とロマンが詰まっています。開けないでください』
と書いて…。
不思議
途中面白いものを発見しました。この自販機この状態でどうやって買うのだろうか?
取り出すときは雪を取り除いて取り出すのだろうか?
オール一(はじめ)という自販機も不思議だな〜と思ったことあるけど…。確かあれも北海道だった記憶が…。
川湯温泉郷
北の草津と呼ばれる名湯川湯温泉に到着しました。
川の側から温泉が湧き出しているようで川の水を触ってみると温かい。
なんだか不思議な光景でした。ここには足湯があるのですがよかった。
気温−3度しかしお湯は草津の湯というだけあったかなり熱い。
看板には40度と書いてあったけど明らかに40度以上はあったと思う。
というわけで長時間は足を入れていられない。けど足を出すと気温−3度は寒い。
お湯の温度にも慣れてくると気持ちいいもので、足だけをつけているのだけれど全身ポカポカになりました。
ウトロ温泉
宿泊先の知床プリンスホテル 風なみ季 に到着です。
北海道の旅行としては移動距離が少なめだったのでホテルには日が沈むと同時くらいに今日到着しました。
ホテルに着いたら早速お風呂に。なかなか広くてよかった。今回のお風呂は当たりでした。
露天風呂に入ったら先にいた外人さんにかなり見られていました。
なにをそんなに見ていたんだろ。夕食もなかなかよかった。
いつもは夕食を残すことは滅多にないのにあまりの量で食いきれずギブアップしました。
翌日の朝にお風呂に再び行ったんだけど男湯と女湯が入れ替わっていて、
今回のほうが広いことが発覚(昨日の夜女湯だった方)。朝だったのでほとんど人がいなくてほぼ貸切状態でした。
誰もいないと思ってまったりしていると、なななんと昨日の外人さんを発見。
またこっちを見ていました…。ちなみに今回のホテルは結構あたりでした。
知床自然センター
2日目の最初の目的地 知床自然センターに到着です。昨日の夜から雪が降り出していたのだけど、
センターに着くころにはかなりの量が降ってました。館内のダイナビジョンを見ました。(有料)
これもかなりの大画面スクリーンの映像で空撮なんかもあって迫力の映像でした。
コケモモ・ハマナスのミックスソフトを売店で購入したけど、なかなか不思議な味でした。
プユニ岬
続いてはプユニ岬に到着です。知床の海岸線を見れるということだったけど、
ちょっとガスっていてはっきりは見えなかったのが残念でした。
けどそんな贅沢なことばっかり言ってはいけないよね。
オシンコシンの滝
オシンコシンの滝に到着です。滝の表面が凍結していて、なかなか関東人からしたら不思議な光景でした。
雪がかなり積もっているところを通ってそばまで行ったんだけど、すべってかなり危険でした。
釧網本線
斜里駅ですこし時間があったのと記念ということで、記念乗車書を買ってしまった。
そんなに広くない駅の待合室なのでツアーの人で待合室は一杯になってた。
偶然現れた様子の地元のカップルらしき2人が、その状況をみてビックリしてたのが印象的でした。
しばらくして列車が来て知床斜里駅から釧網本線に乗車しました。
ローカル線という感じでもちろん1両編成です。
席に座ると向かいに座っていた人が、カバー付きの本を読んでいるのでちょいと見てみると、
コンパクト時刻表でした。1人で北海道を回っている様子でしたが、
ありゃ青春18切符を利用していたのかな?
濤沸湖(とうふつこ)
今回のツアーの日程には元々なかったのですが、時間にゆとりがあるということで、濤沸湖に行きました。
到着すると売店のおばちゃん達が、白鳥の餌(パンの耳)100円で売っていました。
湖が全面凍結していたので白鳥は氷の上にいるんだけど、一部白鳥の重さで割れていた。
白鳥のみなさん餌食いすぎで太っていませんか?
冬が終ったあと帰れないなんてことがないようにダイエットしようね。
オホーツク流氷館
前年にやってきた流氷を展示しているオホーツク流氷館にやってきました。
流氷の展示室はマイナス20度ほどの気温に管理されていて、
濡れタオルを振り回すと瞬時に凍ってカチカチになってしまうという体験が面白かった。
天都山
流氷館と同じ建物の上にある展望台へ上がってきました。
左の写真が網走市内・右の写真が網走湖さすがにこの時期に流氷は見れずでした。
まれに一月でも見れるらしいんだけど。網走湖全面凍結していてどこが湖なのか地面なのかわからん…。
ちなみに写真の右側は一部網走刑務所の農場らしい。
網走監獄
網走刑務所ができた明治時代建物を中心に移築・復原・再現した博物館網走監獄に着いた。
日が落ち始めていたので気温がグングン下がっているみたいで、
とりあえず寒い。さすが網走ってくらい。五翼放射状平屋舎房(移築・復原)の中に入ってみたけど、
建物の中というのに寒すぎる…。夜になると凍死しそうってくらいに…。
実際に使用していたときもストーブを使用しても室内の温度は氷点下だったらしい。
女満別空港
地方空港って感じの空港だったな〜。売店も数店舗しかないし。最終便だったのでお店閉まり始めてたし…。
女満別空港を離陸して羽田空港に着陸して今回の旅は終了です。しかし羽田って着陸してから駐機場まで遠すぎる。